2004-01-01から1年間の記事一覧

『キートンの蒸気船』1

メリー クリスマス。皆様。この夜に皆様に『キートンの蒸気船』第一回をお届け出来る事を幸せに思います。 横の写真は、やはり『蒸気船』の前売り券を買った時のおまけで着いてきたブロマイドです。この形が『キートンの蒸気船』での基本形です。後から出て…

バスター・キートンって!-13- 『海底王キートン』

スミマセン。1週間以上も空いてしまいました。この季節になりますと、年賀状もギリギリですね。パソコン一台は年賀状用で使い(i-MAC…しかも初代のボンダイブルー。いつまでたっても印刷が終了しません。)もう一台のおんぼろノートパソコンでこれを書いて…

バスター・キートンって!-12- 『海底王キートン』

ハイ、『海底王キートン』の続きです。 前回の最後に、「キャサリン・マクガイヤー」かわいいでしょ。と書きましたが、あまりかわいい写真じゃなかったですね。本当にかわいいのは、同じ「キャサリン・マクガイヤー」でも、『キートンの探偵学入門』の方でし…

海底王キートン〔THE NAVIGATOR〕キートン「海底王キートン」/「キートンのカメラマン」 [DVD]出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー発売日: 2001/09/22メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見る

監督:バスター・キートン 同 :ドナルド・クリスプ 撮影:エンジル・レスリー 技術:フレッド・ガブリー 製作:バスター・キートン・プロダクション 新判音楽:クロード・ボーリング 1924年作品 キャスト ロッロ・トレッドウェイ:バスター・キートン (い…

バスター・キートンって!-11- 『海底王キートン』

つづいております『キートンってシリーズ』もやっと11回目。この辺で【ハロー!キートンシリーズ】の時代背景をちょっとだけ記しておきます。 この『海底王キートン』が【ハロキー】(ハロー!キートン!シリーズをこう省略致します)で封切られた昭和48年7月…

<キートンの白人酋長 備考>

THE PALEFACEレイモンド・ローハーワー提供 フランス映画社配給 ◎スタッフ ストーリー・監督 バスター・キートン 〃 エディ・クライン 撮 影 エンジル・レスリー 美 術 フレッド・ガブリー 製 作 者 ジョセフ・M・シェンク◎キャスト 昆虫学者 バスター・キ…

『キートンの白人酋長』

と、言うことで今回は『白人酋長』のお話。 この作品、非常に品が良く軽妙洒脱。気が利いている気持ちの良い作品となっている。 インディアン保護区。悪い石油商人が酋長を騙してその地区の権利書を盗んでしまう。カンカンに怒る酋長と仲間たち。「これから…

バスター・キートンって!-10- 『海底王キートン』

さて、『ハロー!キートン』シリーズ第2弾は『海底王キートン』です。 左の写真は『海底王キートン』のポスター採用された有名なポーズです。 下は、このブロマイドの裏に押されたスタンプで、この写真を裏付ける証拠になっています。 でも、残念ながらこれ…

バスター・キートンって!-9- 『セブンチャンス』

表紙は、『セブンチャンス』のビデオです。 映画説明(活弁)は澤登 翠先生、発売はNECアベニュー・ポニーキャニオンの共同発売と言う優れもの。 解説は、淀川長冶&児玉数夫と豪勢判です。 この写真、怖いですね。悪夢のようです。一攫千金を狙って集まった…

バスター・キートンって!-8- 『セブンチャンス』

(今回は意に反して、あらすじを言ってしまっているので、ビデオ・DVDなど見るチャンスのある方は、写真だけで内容は読まないで下さい。それでもいいよ、と言う人限定バージョンです。今後、ずっとそうなるかもしれません。キートンの消え行く関連雑貨を…

バスター・キートンって!-7- 『セブンチャンス』

やっと、長編の『セブンチャンス』までこぎつけました。 やはり、(いかに原型とはいえ)『警官騒動』とは格が違う面白さです。 今でも、DVDで販売しているので内容は書かないのがエチケットなので、説明の仕方が難しいのですが、まずストーリーがしっかりして…

バスター・キートンって!-6-『警官騒動』

◎警官騒動って、、、『セブンチャンス』の原型なんですね。もう少し言うと、派手な物量作戦の原点。→写真は、当時8mmフイルムとして東宝より売り出された『キートン短編集』のチラシ。(何で今ごろ、そんなの持っているんだろう?) 自分の知らない間に、…

 警官騒動(COPS)[1922]

スタンダード 18分 ↓このまんまポスターですね。 今回は、先ず『警官騒動』のお話。 当時、高校生。チャップリンの『モダンタイムス』があまりに面白かった為、それに匹敵する喜劇王『バスター・キートン』ってどんな映画を作っているのだろうと、当時の友…

 セブンチャンス(SEVEN CHANCE)[1925]

スタンダード・パートカラー 57分 日本初公開1926年「キートンの栃面棒」

バスター・キートンって!-5-『警官騒動』

◎セブンチャンス [ハロー!キートンシリーズ第一弾] 併映:『警官騒動』(短編) 1973年6月『ニュー東宝シネマ2』公開

 ハロー!キートンシリーズ2(ニュー東京シネマ2の事。)

『ハロー!キートンシリーズ』は残念ながら、『ビバ チャップリンシリーズ』とは全く異なる、小さな映画館『ニュー東宝シネマ2』で封切られた。1ではなく2である事に妙な脱力感がある。しかしそう捨てたものではなく、今のマリオンの前(ニュー東宝シネマ…

バスター・キートンって!-4-

でもって、またハロー!キートン

 ハロー!キートンシリーズ

これ『-2-』でも書きましたが「ビバ!チャップリン」の後追い。と言うかこっちで儲かったからという理由で、じゃあキートンで柳の下の二匹目のドジョウを、という軽い気持ちで始まったと見るのが正解でしょう。 これを見れば明らか。この写真は当時の週刊誌…

バスター・キートンって!-3-

でもって『ハロー!キートンシリーズ』のお話。

バスター・キートンって!-2-

さて、やっと『バスター・キートン』 先ず、キートンを語る時にはお作法がある。 始めに、『世界三大喜劇役者』と言う事。 【1】チャールズ・チャップリン 【2】バスター・キートン 【3】ハロルド・ロイド (時に、ハリー・ラングドンを加えて4大喜劇ス…

バスター・キートンって!

中学生の頃、『ビバ!チャップリンシリーズ』に人気が集まっていた。 シリーズ第一弾の『モダンタイムス』はチャップリンにしては、笑い所の多い映画。立ち見ぎっしりの映画館が笑いでどよめいたという伝説が轟いた。実際には、そう大笑いする方向の映画とは…

大統領選 アメリカ人の気質って?

意外と人気者のブッシュ大統領。今回は、非難ごうごうのイラク問題、先の見えない経済政策、弱いドルへまっしぐら政策のおかげでいくらなんでも親ブッシュの二の舞と思っていたが、人気者なのですね。今回は特に好敵手の登場で『大統領選挙の投票率は60%…

チック・ウェブってどんな人?- 3 -

チックウェブ第三夜目。今回は、ある意味正確に書き込みたいので、文献を参考にします。今回が山場なので、先ずは種明かしから。スウィング―ビッグバンドのジャズとアメリカの文化作者: デーヴィッド・W.ストウ,David W. Stowe,湯川新出版社/メーカー: 法政…

チック・ウェブってどんな人?-2-

チック・ウェッブ1909年2月10日誕生。1939年6月16日没。脊柱結核でわずか30歳の若さで亡くなった。この全盛時の短さが、彼の名前を後世に残さなかった(逆に言うと、伝説にさせた)理由なのかも知れない。スピニン・ザ・ウェッブアーティスト: チック・ウェ…

チック・ウェブってどんな人?

チック・ウェブってどんな人と思わせる話(伝説)を聞き、無性にこの人の事を知りたくなった。 この人、スイングジャズのはなやかなりし時、自分の楽団を持ち、(その中に エラ・フィッツジェラルドがいた。後に二人は結婚。エラ・アンド・ルイアーティスト:…

笑いの大学

私の大好きな舞台作家と言えば、一も二も無く『三谷幸喜』となるが、彼が以前の大傑作の中から映画化『笑いの大学』を発表した。役所孝司(字が違っているかも?)とスマップ稲垣メンバーなので、もう期待は大きくなるばかり。その、HPはブログでした。ブロ…

横浜市場祭り

横浜という所は、色々とやってくれる。特に、今回はほとんど忘れられそうな、ポートサイド地区のはずれにある市場のお祭り。これが、バカにならない。本当に安い。魚が安い。(写真マグロぶつ切り参照→写真右上、わかるかな?)鯨ベーコンまである(写真左上…

今度はお兄ちゃんの誕生日

双子の兄弟の誕生日から10日。今度はお兄ちゃんの誕生日。そのまさしく今日、彼の大好きなベイスターズの最下位が決定したので、ご機嫌悪し。しかし、そんな彼ももう十九歳。十代最後の誕生日となった。次の国政選挙では投票する歳となる。(そう言えば小…

台風一過、雨、雨

一日たって、今だヨコハマ。 台風一過、山下公園までサイクリング。久しぶりに景色を皆がら自転車で走る事は、非常に楽しい。 小腹を減らして、さっそく山下公園で世界の料理縁日を回る。 一番人気はベトナムの『パオ』。わたしはこれ専門。家内は、韓国料理…

台風だ。中田市長かわいそう。

10月9日(土)は待ちに待った横浜祭り。街じゅうジャズで盛り上がったり、世界の料理を山下公園で味わえたり、赤レンガ倉庫ではドイツ祭りでビールを飲みながら皆で踊りまくる。ポートサイド公園では縁日。中田市長の「横浜を連泊ですごす」、という目論見。こ…